乳酸菌と日本人

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乳酸菌との深い結びつき

最近になって乳酸菌がもつパワーに再び注目が集まり始めていますが、
実は日本で乳酸菌の健康効果に注目が集まり始めたのは40年以上も前のこと。
その頃からヨーグルトや乳酸菌飲料に含まれる乳酸菌が
体にいいと言われてきているのです。

小学校の学校給食でヨーグルトが出されたり、宅配の乳酸菌飲料が一般的だったこともあり、
私たち日本人にとって乳酸菌とはずっと身近なものでもあったのです。

伝統的な食材にも含まれている

また日本の伝統的な食材に乳酸菌を含むものが多いことも、
日本人と乳酸菌の結びつきが強い理由のひとつです。
ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌よりも前に、私たちは知らず知らずのうちに、
他の食材から乳酸菌を摂っていたのです。

納豆

それが味噌や醤油、納豆、ヌカ漬けなど
古くから日本の食卓で供されてきた食材たちです。
これだけ植物性の乳酸菌が豊富な食材が揃っているのは
日本をおいて他にはありません。

例えば、ヨーロッパでは植物性乳酸菌を含む食材といえば、
ドイツのザワークラウトくらいで、その他のものはほとんどないといってもいいほどです。

また、フナ寿司を代表とするなれ寿司と呼ばれる各地で作られてきたお寿司も、
ご飯と塩、魚を乳酸菌発酵させて冷蔵庫などがなかった時代から
保存食として作られ続けているのです。

独特のうまみを持つ乳酸菌

これらの食材には独特のうまみがあります。
このうまみとは「おいしさ」という意味ではありません。
ダシと同じように日本人なら感覚的に分かる味覚ですが、
英語やその他のヨーロッパ言語にはこのうまみにあたる言葉が存在しません。
このことからも私たち日本人と乳酸菌の結びつきが深いことが分かります。

しかし近年、欧米型の食生活を送る人が多くなり、味噌や納豆、ヌカ漬けなど
乳酸菌を含んだ食材を摂る機会がどんどん減っていると言われています。
繰り返しになりますが、欧米型の食事にはあまり乳酸菌を含んだ食材がありません。

さらに今から20年以上前に
「人間の体には牛乳を消化するための酵素がないため、乳製品を摂り続けると病気の原因になる」
という研究が発表されてから、牛乳や乳製品を摂るのを控える人も増えてきたと言われています。

積極的に摂取するべき

乳酸菌を含む伝統的な発酵食品もヨーグルトやチーズなどの乳製品も摂らないとしたら、
乳酸菌を摂る機会はほとんどなくなってしまいます。
しかし、乳酸菌を摂らずにいると、腸内環境が悪化し、
さまざまなトラブルや病気を引き起こすことになってしまうのです。

乳製品が苦手という方も、伝統的な和食の良さを見直しながら、
私たちにとって馴染みのある
植物性の発酵食品を積極的にとる ようにしてみましょう。
また、消化に問題のない形に加工されたサプリメントを摂ることでも
乳酸菌を補うことができます。